冬至のスピリチュアルな意味は?冬至前後の過ごし方3選

冬至のスピリチュアルな意味は?冬至前後の過ごし方3選

冬至のスピリチュアルな意味は、陰(いん)から陽(よう)へのエネルギーの切り替わりです。

冬は、地球上のあらゆる生命が越冬のためにエネルギーを蓄えたり、冬眠して活動を抑える季節。

人も動物や自然と同じように、冬至の前後に自身のエネルギーを高められれば、年明けから幸運をスムーズに引き寄せることができるでしょう。

この記事では、冬至のスピリチュアルな意味と過ごし方について詳しく解説していきます。

冬至のスピリチュアルな意味

スピリチュアルの視点で見る冬至とは、人類や地球の「陰のエネルギー」が最も強まる1日です。

陰のエネルギーとは?

万物の内側(精神や意識)に向けられるエネルギー。

古代中国で生まれた陰陽思想では、すべての物事には「陰と陽の真逆の要素がある」と考えられています。

宇宙から降り注ぐ波動にも二面性があり、冬至は1年の中で内向きのエネルギーが最も強くなる瞬間なのですね。

エネルギーの特徴
方向内向き外向き
心の状態消極的積極的
活用方法理想の想像現実の創造

ここからは、2023年を心地いい気分で終えられるように、冬至のスピリチュアルな意味をさらに詳しく見ていきましょう。

冬至のスピリチュアルな意味
  1. 陽のエネルギーに切り替わる日
  2. 2023年の執着の手放しに最適な日

陽のエネルギーに切り替わる日

陰のエネルギーが強くなる冬至の前後は、自分の意識をスピリチュアル面に向けるために最適な時期です。

そして冬至は、年明けを待たずに陽のエネルギーを使って、願望実現のために行動を開始する最良の日でもあります。

冬至と夏至のエネルギーの違い
  • 陽のエネルギーは「自己実現」のための創造力を高めてくれる
  • 陰のエネルギーは「自己内省」のための想像力を養ってくれる

内省とは、自分の過去の言動や経験を振り返って成長のきっかけを見つけること。

冬至までに2023年の振り返りを終えると、陰陽のエネルギーの切り替わりに逆らうことなく運気の流れに乗れるようになるのです。

陰陽の循環①
2023年の冬至

冬至までにこの1年をしっかりと振り返り、自分の今立っているステージを明らかにする。

陰陽の循環②
2024年の夏至

夏至に向けてやるべきことに取り組み、自分のペースでステージを向上させていく。

陰陽の循環③
2024年の冬至

冬至が近づくにつれて1年を振り返る時間を増やして、魂の成長のきっかけを見つける。

冬至には、この日を境に昼の時間が長くなることから「希望」や「再生」という意味もあります。

冬至が大晦日じゃない理由は、年越し前に運気を掴んで、来年にスタートダッシュをきるため。

スピリチュアルなエネルギーが反転する冬至を自分にとって年内最後の日にして、陽のエネルギーの使い道を明らかにすることで、年明け早々から魂のステージを順調に進展させられるでしょう。

2023年の執着の手放しに最適な日

陰のエネルギーが強まる冬至の前後は、執着の手放しにも最適です。

あなたは魂の成長のために、陰陽思想の唱えるように、ポジティブなこともネガティブなこともたくさん経験してきました。

2023年に心に溜め込んだストレスや後悔は、年末に大掃除や断捨離をするように、冬至までに浄化しきりましょう。

執着を手放す方法
  • 今年関わった苦手な人にも感謝して、出会ったことのスピリチュアルな意味を考える
  • 辛かった出来事のポジティブな面を見て、失ったものではなく手に入れたものに気づく
  • 今年の自分の頑張りをきちんと認めてあげて、年末をできるだけ良い気分で過ごす

執着を手放すほど心に余裕が生まれて、入ってくる運気を逃さず取り込み、新年をエネルギーに満ちた状態で迎えることができるでしょう。

冬至前後のスピリチュアルな過ごし方

ここからは、冬至前後のスピリチュアルな過ごし方を具体的にお伝えしていきます。

どの過ごし方も、冬至までに実践しないと運気が下がるということはありません。

冬至に向けてご自身のペースで開運していき、心地良い年末をお過ごしくださいね。

冬至前後にすること
  1. 来年に叶えたい願望を明確にする
  2. 体調不良にならないよう健康に過ごす
  3. 冬至の太陽の光を全身で浴びる

来年に叶えたい願望を明確にする

冬至の前後に最もやっておきたいことは、来年に叶えたい願望を明確にすること。

自己実現の意欲や創造力を高める陽のエネルギーは、冬至の翌日から次の夏至にかけて徐々に強くなっていきます。

ご自身の創造のエネルギーの使い道を年内に決められれば、新年早々から高いモチベーションで行動を開始できるでしょう。

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

という名言を残したマザーテレサを始め、多くの偉人が「思考は現実化する」といったメッセージを私たちに伝えてくれています。

願いを叶える土台は、揺るぎない思考です。

自分の夢や目標が明確になれば波動は自然に上がり、望む現実を着実に引き寄せられるようになるでしょう。

体調不良にならないよう健康に過ごす

冬至の前後は、体調不良にならないよう心身ともに健康に過ごしましょう。

陰のエネルギーが強まる冬至は、過去の失敗や後悔を思い出して心が落ち込みやすい時期でもあります。

また、人や自然の波動に敏感な繊細さんは、冬至の前後に体調不良になりやすい傾向があります。

エンパスやHSPなど感受性の豊かな人は、冬至のエネルギーの変化に良くも悪くも影響されてしまうのですね。

冬至に起きやすい体調不良
  • 頭痛…内省を意識しすぎて心が疲労している
  • 不眠…自分の可能性にワクワクして眠れなくなることがある
  • 無気力感…日照時間の短さや年末の忙しさで意欲が湧かなくなる

「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われるように、陰のエネルギーも使いすぎると害になってしまいます。

エネルギーの変化を抵抗なく受け入れるには、冬至の風習にならったり旬の食材を戴いて、自然との繋がりを強化しましょう。

冬至の七種を食べて運盛りをする

冬至に「ん(運)」が2つ付く食材を食べて、運気をたくさん盛りましょう。

  1. なんきん(かぼちゃ)
  2. にんじん
  3. きんかん
  4. ぎんなん
  5. れんこん
  6. かんてん
  7. うんどん(うどん)
柚子風呂に入る

3~5個の柚子をお風呂に丸ごと入れて、香りのリラックス効果と湯船の血流改善効果で溜まっている邪気を払いましょう。

開運の基本は、自然に逆らわないこと。

冬至に向けて体調を整えることで波動が上がり、良縁や幸運をスムーズに引き寄せられるようになるでしょう。

冬至の太陽の光を全身で浴びる

日の昇る時間が短い冬至の前後は、意識的に日光浴をして太陽のエネルギーをたっぷりと吸収しましょう。

日光浴によって脳から分泌される幸せホルモンの「セロトニン」は、冬至に起きやすい睡眠不足や憂鬱な気分を解消してくれます。

また、日光浴は「ビタミンD」を作り出して美肌効果を高めたり脳を活性化させて、自分磨きや願望実現を助けてくれます。

日光浴の効果を高めるコツ
  • 冬は紫外線が少なくセロトニンが分泌されにくいため、1日30分程度は日光を浴びるようにする
  • ガラス越しではビタミンDを作る紫外線B波がブロックされるため、外出して肌に直接日光を当てる
  • 日焼け止めはビタミンDの生成を弱めるため、ダメージが気になる方は顔や首元など重要な部分にのみ塗るようにする

これから強くなっていく太陽のエネルギーを肉体にも魂にもたっぷり取り込んで、心身ともに健やかな新年を迎えてくださいね。

まとめ

冬至のスピリチュアルな意味
  • 陰のエネルギーが最も強まる日
  • エネルギーが陰から陽に切り替わる日
  • 2023年の執着の手放しに最適な日

陰のエネルギーが最も強まる冬至の前後は、気持ちが内向きになって落ち込むのも自然なこと。

冬至のスピリチュアルな過ごし方で大切なことは、今年の反省点を成長の糧にすること。

2024年の自分にワクワクできるように、陽のエネルギーを今日から使いこなしていきましょう。

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