火事の夢は、火の勢いが強いほど人生が好転しやすい状態にあることを告げる、吉夢です。
今回あなたが見た実家の火事の夢も、火の勢いや夢の中の行動によって吉凶が変わります。
この記事では、実家が火事になる夢の意味を夢占い師が詳しく解説していきます。
実家が火事になる夢の意味
夢占いにおいて、実家はシンプルに「家族」を象徴します。
夢に実家が登場した時は、家族に関する予知や吉凶を占うことができます。
その実家が火事になる夢は、一見すると不幸の前兆に感じますが、実は家族に良い出来事をもたらす「吉夢」なのです。
夢占いにおける実家の火事は吉夢
火事の夢は、「変化」「創造」「情熱」といった意味があります。
現実で火事が発生すると、そこにある物はすべて焼き尽くされてしまいますが、その後は新しい建物が建ったり生命が棲み始めますよね。
また、古代中国の「五行」における火生土(かしょうど)という考え方では、火事は豊かさの象徴です。
これらの意味からも、実家が火事になる夢は、一言で表すと「家族や親族が物質的にも精神的にも豊かになる」という未来を告げてくれています。
これまでの努力がついに実ったり、長年悩まされてきたトラブルが解消される可能性があります。
その理由は、あなたが実家の火事の夢を見るほどに、家族のことを真剣に考えてきたからこそ。
火事の勢いが強く、大火事であるほど、家族に幸せがもたらされるでしょう。
ボヤ程度の火事は警告夢の可能性がある
その一方で、実家の火事の夢が「警告夢」となることもあります。
火事がボヤ程度の弱さだったり今にも鎮火しそうだった場合は、運気の低下を暗示しています。
また、今にも鎮火しそうなボヤの夢は、感情が冷めていくことを表しています。
ボヤの夢を見た時は、
私は家族とどういう関係を築きたいんだろう?
と、家族の中の自分の立ち位置や、家族にとって自分はどんな存在でありたいのかを冷静に考えてみてください。
実家の火事の夢は、家族関係を自分らしく変化させるきっかけになります。
後悔や不安の気持ちは、心のエネルギーを低下させ、ボヤのままくすぶらせてしまいます。
家族に対して言いたいことがあるなら、次に言える機会に本心を伝えましょう。
実家の火事の夢をもっと詳しく占う方法
火事の夢は、火の強さ以外にもさまざまな要素から占うことができます。
ここからは、実家が火事になる夢の吉凶をさらに正確に知る方法を解説していきます。
台所の火事の夢は「豊かさ」を示す
台所は、生きるために欠かせない食事を作り、人生のエネルギーを蓄える場所です。
実家の火事の夢でも、台所の印象が強かった時は、家族に「活力」や「豊かさ」がもたらされる暗示です。
台所の火事の夢も、大火事なら家族運が上がり、ボヤならトラブル発生を暗示しています。
火事を消す夢は「感情のコントロール」を示す
火事を消火する夢は「情熱が消える」という意味ではなく、気持ちをコントロールできていたりストレスに対処できていることを意味します。
その反対に火事を消しきれなかった時は、気持ちが暴走し、衝動的な行動をとりがちです。
実家の火事を消すことができたら、家族と良好な関係を育めている証です。
火事から逃げる夢は「現状維持」を示す
変化や再生を象徴する火事から逃げる夢は、心が現状維持を望んでいたり、解決すべき問題を避けていることを示す凶夢となります。
実家の火事から逃げる夢は、
家族のトラブルから逃げたい…
という後ろ向きな心の表れ。
火事から逃げて火種を放置してしまうと、炎の勢いはますます強まり、火災に発展して取り返しがつかなくなってしまうかもしれません。
この夢を見た時は、火事から逃げず家族にきちんと向き合い、トラブルをしっかりと清算しましょう。
まとめ
実家の火事の夢からは、家族の今後の運勢を占うことができます。
吉凶に限らず「夢占いの結果を現実にどう活かすか?」という考え方が、運気を上げるためのコツ。
家庭円満を実現できるように、夢のお告げを活用しましょう。