嫌いな人がいなくなるおまじないの1つに、
「学びは終わりました!」
と言霊を発して、嫌いな人を許す方法があります。
嫌いな人は、自分の欠点を写す鏡と言われています。
嫌いな人の存在を許すことで、自分自身を受け入れることができるのですね。
このように嫌いな人にポジティブな言霊を投げかけると、なぜその人がいなくなるのでしょうか?
この記事では、嫌いな人がいなくなる言霊のスピリチュアルな意味と使い方について、分かりやすく解説していきます。
- 言霊を使うと嫌いな人がいなくなるスピリチュアルな理由
- 言霊を発するスピリチュアルな意味
- 嫌いな人がいなくなる言霊の使い方
嫌いな人がいなくなる言霊とは?
嫌いな人がいなくなる言霊とは、自分が嫌っている人に対して、あえてポジティブな言葉を投げかけることです。
具体的な文言はさまざまありますが、最も知られている言葉は、
あなたからの学びは終わりました!
と声に出して、嫌いな人の存在を人生の学びに変える言霊です。
言霊のスピリチュアルな効果
心で思うだけでなく、実際に声に出して言霊を生み出すことで効果を発揮しやすくなる理由は、
感情を五感に強く訴えることができるから
です。
例えば英単語を暗記する時も、頭の中で単語を思い浮かべるよりも、ノートに書いたりリスニングを行うと記憶に残りますよね。
人の脳は、視覚や聴覚・嗅覚などを使うことで活性化され、記憶に定着しやすくなります。
そして、記憶はその人の過去になり、過去はその人の思想になり、思想は行動と習慣を生み出します。
つまり、願いを言霊(声)に具現化することで、理想の思考や習慣を手に入れやすくなるのですね。
ポジティブな言霊はポジティブな思考を作り出す
嫌いな人に対して、
前は嫌ってたけど今は感謝してます!
学びを与えてくれてありがとう!
という気持ちを言霊として具現化することで、そのポジティブな思考を記憶に定着させることができます。
言葉にするだけでは意味がない
とも言われますが、言葉にする「だけ」では確かに意味はありません。
言霊は、自分自身の心を成長させるきっかけです。
嫌いな人を嫌い続けても、波動は下がる一方です。
それなら、
無視できないほど嫌いな人からは何か学べるんじゃ…?
と考えるほうが、波動を高める絶好のチャンスが見つかりそうですよね。
ピンチをチャンスに変えて、嫌いな人にあえてポジティブな言霊を発することで、言った通りのポジティブな現実が引き寄せられるのです。
ポジティブな言霊で嫌いな人がいなくなる理由
ポジティブな言霊で嫌いな人がいなくなる理由は、
嫌いな人を許すことで、自分の欠点を受け入れられるから
です。
嫌いな人がいなくなる言霊を使っても、その人が物理的にいなくなるわけではありません。
異動や退職などで結果的にいなくなることはありますが、それは言霊の直接的な効果ではないのですね。
「嫌いな人がいなくなる」とは、言い換えると、
嫌いな人が嫌いじゃなくなって、この世界から成仏する
というイメージです。
言霊の効果で嫌いだった人の存在が気にならなくなると、自分の見ている世界から「嫌いな人」という概念が消え去ります。
その瞬間のあなたは、以前は嫌っていた人を見ても何とも思わなくなり、
嫌いな人はいない!
と、感覚的にはっきり断言できるようになっているのです。
嫌いな人からは自分を成長させるきっかけが見つける
嫌いな人は自分の欠点を写し出す鏡
とよく言われますよね。
私はなんでこの人が嫌いなのか?
という疑問を掘り下げていくと、自分の足りない部分に気づき成長のきっかけを見つけることができます。
例えば、同じ職場でずっと嫌味を言ってくる人を嫌っているとしましょう。
自分に非がなく、ただストレス解消のために嫌味を言われていたら、人として腹が立って当然です。
そんな自分を嫌いになったり、否定する必要はまったくありません。
しかし見方を変えると、その人を嫌いに思う理由は、自分自身にあることにも気づきます。
本当に嫌っているのは、嫌味を言ってくるその人ではなく、
嫌味に正々堂々と言い返すことができない自分自身
かもしれないのです。
嫌いな理由を掘り下げるとなりたい自分が見つかる
自分の気持ちを冷静に内観してみると、次のように「なりたい自分」に気づかされることがあります。
- 嫌味を言う人より仕事ができない…
- 理不尽な嫌味に立ち向かう勇気が出ない…
- 周りの人に助けを求められない…
嫌味が気にならないくらい立派な人になりたい!
と心の片隅で感じていても、そんな自分を本気で変えたいと思えなければ、人はどうしても現状維持を望んでしまいます。
この、
自分を本気で変えたい!
と思えるきっかけが、まさに嫌いな人に出会うことなのです。
嫌いな人に出会うと、自分では抑えられないほどのネガティブなエネルギーがふつふつと湧き上がってきますよね。
そのエネルギーをネガティブのまま相手に返すのではなく、言霊を使ってポジティブなエネルギーに変えてみましょう。
あなたはもう私の人生に登場しなくていい人です!学ばせてくれてありがとうございました!
と言霊を発して、相手の存在を受け入れてみてください。
そうして心の器を一回り広げられた瞬間に、嫌いな人が「ただの他人」になっていることに気づくはずです。
こうして、嫌いな人がいなくなるおまじないが初めて効果を発揮するのですね。
嫌いな人に無関心になる方法を詳しく知りたい方はこちら!
嫌いな人に出会った時に心がけたい3つのこと
嫌いな人への対処法はいくつかありますが、ここからはスピリチュアルの視点から見た時の嫌いな人の対処法について、次の3つに分けて解説していきます。
- 嫌いな人から反射的に逃げない
- 言霊にポジティブな気持ちを込める
- 嫌いな人と相性の悪い人を混同しない
心がけ1.嫌いな人から反射的に逃げないこと
いきなり厳しい心がけかもしれませんが、嫌いな人がいない世界に物理的に逃げても、根本的な問題は解決されません。
嫌いな人から物理的に逃げることは、
自分の欠点を見て見ぬ振りをすること
と同じになってしまうからです。
例えば、職場にいる嫌いな人から逃げるために転職しても、新しい職場で同じタイプの人に出会ってしまったら、また同じことを繰り返してしまいますよね。
嫌いな人を見つけても反射的に逃げずに、まずは言霊を活用して自分の心の器を広げてみてください。
そして、それでも悪意を向けてくる人に嫌気が差したら、その時は遠慮なく逃げ出しましょう。
成長のためだから…
と我慢しすぎず、心の豊かさを自分自身で守り抜くことも大切です。
心がけ2.言霊にポジティブな気持ちを込めること
言霊とは、本心を言葉に具現化する行為です。
例えば、言葉では感謝の言葉を発していても、
会社の嫌いな人がクビになりますように…
とネガティブな結末を願えば、そのうち不幸を願う自分自身を嫌いになり、波動はどんどん下がります。
自分の欠点を清算する意味でも、言霊にはポジティブな気持ちを込めましょう。
執着を手放す方法を学ぼう!
心がけ3.嫌いな人と相性の悪い人を混同しないこと
嫌いな人に言霊を使う時の3つ目の注意点は、
嫌いな人と相性の悪い人を混同しないこと
です。
十人十色のこの世界では、相性の良し悪しがあって当然です。
相性の悪い人は、自分との波長が合わないだけで、本人に悪意はありません。
その一方で、嫌いに感じられる人の多くは、自分に対して明確な悪意を与えてきます。
嫌いな人と相性の悪い人を混同してしまうと、他人との違いを受け入れられなくなり、あなたの世界が嫌いな人で埋め尽くされます。
波長が合わないだけの人に対しては、その人がありのままで存在することを素直に受け入れましょう。
すると、自分の存在も他人から受け入れられるようになり、
ありのままで生きていいんだ!
と気づくことができるはずです。
この記事のまとめ
嫌いな人を許すことで、その人に対するネガティブな感情を無くすことができるから。
- 嫌いな人から反射的に逃げずに成長のきっかけを見つけよう
- 口だけじゃなく言霊にポジティブな気持ちを込めよう
- 嫌いな人と相性の悪い人を見分けよう
嫌いという感情は、理性で抑えられない時もあります。
他人を嫌いになる自分を否定する必要は、まったくありません。
ただし、悪意を与えられたら、誠意をお返ししましょう。
嫌いな人をただ嫌って終わらず、心の成長のために、
心の器を広げてくれてありがとう!
という感謝を言霊に込めてみてください。
一人で声を出すことが恥ずかしい人は、神社で神様に言霊を聞いてもらうと心が洗われるかもしれません。
ポジティブな言霊を活用して嫌いな気持ちを清算して、好きな人によりたくさんのエネルギーを注いでくださいね。
上司で自分勝手な考えてでシフトを変えたり仕事内容を変えたりする人間から逃げていました。関わりたくなくて接触をさきのばしでさけてきました。本当に嫌で嫌いです。人前で罵倒するところも嫌、上司の癖にずっと悪口ばかり言ってるの嫌、仕事出来る自慢嫌、自由すぎる休みの取り方も嫌、年齢で年寄り扱いして馬鹿にする所も嫌い、上司でなければ無関心でいられるのに。関わりたくないからよけてるのに無関心でいたいのに。決まった仕事を一生懸命してるだけなのに、勝手な考えで「気をつかってられない、勝手な事ばっかりするならこっちも勝ってにする」の後与えられた仕事をしようとすると「もうしたので結構です」「するので結構です」という。仕事をとりあげて辞めさせるんだ!!と実感した。同じ事をされた人が来月辞める。自分も仕事を変えて辞めたいと思っている。耐えられなくて…感想は思うように感情をコントロール出来ない嫌いな人から逃げるのが一番とおもってる
海さん
コメントありがとうございます。
本当に相性の悪い人に出会ってしまったのですね…。
もし逃げられるのであれば、他人の目や世間体に縛られずに堂々と逃げてしまって良いと思います。
記事にも書いた通りですが、嫌いな人から反射的に逃げたり「この人とは合わない!」とすぐに断定してしまったら、ただの現実逃避になることもあります。
ですが海さんのように、ずっと苦手な人と我慢しながらも関わり続けてきて、無関心でいようと心がけても取り憑いたように悪意を向けられたら、学びどころではありませんから…。
人は誰もが、お互いに良い影響を与え合えるばかりではありません。
どうしたって合わない人がいたり、いくら頑張っても仲良くなれない人もいて当然です。
そうした人から恐れずに「逃げる」という選択ができることも、自分らしく生きるために大事なことだと思っています。
どうかご無理なさらずに、ご自身を守り労ってあげてください。
私の職場で、年下の女性で同僚兼上司がいます。自分の機嫌を遠慮なくストレートに出すタイプです。私は彼女を見て、こんな人にはなりたくないな。といつも思います。彼女の嫌いな所はたくさんあります。他人の嫌いな所は自分の欠点。そう言い聞かせて私は穏やかさを欠かさないようにしたいです。
スノウさん
再びのコメントありがとうございます。
嫌いな人や苦手な人は自分軸に合わない特性や気質を持っていますので、本当に多くを学ぶことができます。
「私ってこういうことが苦手なんだ!」「私も他人にこういうことをしないように気をつけよう…」と気づけますので、実は自分自身の成長には重要な人物だったりします。
ただ記事にも書いているように、無理をしてまで関わる必要はありませんが…。
適度な距離感で反面教師的に関わりながら、心の穏やかさを守りたいものですね。