運命の人と出会うと、自分だけでなく相手も同じように運命的な感覚を抱きます。
片方だけでは思い込みや勘違いの可能性もあり、縁がそれ以上深まることはありません。
しかし過去世から愛し合ってきた人が現世で「再会」すると、頭では分からなくても魂が反応して不思議な縁を感じるのです。
この記事では、運命の人がお互いに感じる特別な感覚についてスピリチュアルの視点でお話ししていきます。
運命の人がお互いに特別感を感じる理由
冒頭でもお話したように、運命の人同士が出会うとお互いに同じような特別感を覚えて、相手が印象に残る存在になります。
このように2人で同じ感覚をシェアする理由は、目に見えない特別な絆をこの現実世界で確信するためです。
運命的な感覚は特別な絆を確信するためのサイン
私たちが生きている3次元の物質世界では、波動や霊体といったエネルギーを目視することはできません。
そのため「運命の人」と言われても、どこかファンタジーな存在に思われがちですよね。
しかし、実際に運命としか思えない人に出会った体験談や実話を元にした作品は、古今東西にたくさんあります。
現世で運命の人に巡り会えた人は、その全員が、
あなたも同じ気持ちだったんだ!
とお互いに普通じゃない感覚を相手と共有することができたからこそ、目の前の人との運命を信じることができたのです。
もし片方しか運命を感じていなかったら、願望や思い込みの一方的な押しつけになってしまいます。
「運命をお互いに感じる」という出来事は、運命の人同士が現世で結ばれるために必然的に起こることなのですね。
運命の人がお互いに感じる感覚
運命の人同士は、お互いに出会ってから次のような感覚を抱くことがあります。
お互いに初めて会った気がしない
運命の人がお互いに感じる1つ目の不思議な感覚が、「初対面なのに初めて会った気がしない」というもの。
どこか懐かしさを感じたりずっと一緒にいた気がしたりと、運命の人とは「再会」という言葉がぴったりな出会い方をします。
運命の人がお互いにデジャブを感じる理由は、過去世から育んできた魂の繋がりを現世に引き継いでいるため。
魂は、お互いのスピリチュアルな絆に出会った瞬間から気づき、
ようやく出会えた!
と再会を果たした気分になります。
しかし、頭では輪廻転生の感覚がピンとこないため、
なんだか懐かしい感じがする…?
ずっと前から知ってる気がする!
といった曖昧な感覚に置き換わるのです。
このように運命の人同士は、初対面にも関わらず「再会」という言葉がしっくりくる出会い方をします。
お互いに好きになった理由が分からない
運命の人がお互いに感じる2つ目の特別な感覚は、「好きになった理由がよく分からない」というもの。
運命の人は、理屈ではなく直感的に惹かれる存在だからこそ、好きになったきっかけを見つけにくいのです。
このように、感覚が理屈を追い越してしまうほどの強烈な恋心を感じたり、
理由がないのに好きっておかしいかな…?
と戸惑ったら、少なくともそのお相手との間に特別な絆が存在するサイン。
外見ではなく「その人自身」を好きになれることが、運命の人の特徴です。
お互いに相手をもう一人の自分のように感じる
運命の人は、お互いに「相手のことをもう一人の自分のように感じる」という奇妙な体験をすることがあります。
これまで出会った誰よりも喜怒哀楽や価値観が一致することに、嬉しい反面、戸惑いや不安すら感じることも。
もう一人の自分のように感じる理由は、運命の人が「魂を分け合った存在」とされているから。
この関係は、スピリチュアルの世界で「ツインレイ」と呼ばれています。
現世では生まれも育ちも異なるツインレイですが、お互いに同じ魂を半分ずつ持ち合っているため、
なんでこんなに似てるんだろう?
という奇妙なシンクロニシティ(偶然の一致)を感じることがあります。
合わせようとしなくても波長が合ってしまうその人は、魂を分けた運命のパートナーかもしれません。
お互いに「また会いたい」と思う
運命の人がお互いに感じる4つ目の感覚は、再会を願う激しい恋心と、少しの寂しさ。
運命の人に出会うと魂が再会に気づき、その瞬間からお互いに強い縁で結ばれます。
そのため運命の人同士は、既婚者だったり遠距離恋愛だったりと、
もう会えないかも…
と普通なら諦めてしまう状況でも、お互いが本当に必要とするタイミングで再会することができます。
会いたい気持ちの大きさだけでなく、会うペースや時間も無理がないからこそ、お互いに愛着がずっと保たれるのです。
お互いに一緒にいて安心する
運命の人がお互いに感じる不思議な感覚が、唯一無二の安心感です。
運命の人は、たくさんの輪廻転生を繰り返し、それぞれの人生で絆を深めてきました。
そんな魂のパートナーに出会った瞬間は、ドキドキと安心という真逆の感情を同時に感じることがあります。
そのため、すでに過去世で大恋愛を経験した2人は、現世ではお互いに恋愛感情を持たず、恋人や夫婦といったパートナー関係に執着しないことも。
それでも「相手を愛している」という感覚は確かにあり、
この人とずっと一緒にいる気がする!
結婚してもずっとうまくいく自信がある!
といった想像を具体的に膨らませることができるのです。
お互いに目が離せなくなる
運命の人同士は、出会った瞬間からお互いに目が離せなくなります。
気持ちを表に出すことが苦手な人も、目に表れる好意を隠しきることはできません。
「視線を感じる」と言うように、目はその人のエネルギーが放出される部位です。
運命をお互いに感じるからこそ、相手の目を無意識に見てしまったり見つめられても嫌に感じなかったり、
目が合いますように!
と思ったらちゃんと見つめ合えたりと、運命のサインは「目」に無意識に表れます。
お互いに相手の幸せを願える
運命の人同士は、お互いに相手の幸せを心から願うことができます。
相手を束縛したり付き合う条件を押しつけることなく、お互いに自由な状態にいながら相手を無条件に愛することができるのです。
出会った直後や付き合い始めに依存や執着を感じていた人も、
これじゃ彼を不幸にするし自分も辛くなるだけ…
と自分の未熟な部分に気づき、相手の本当の幸せを願えるようになります。
愛するばかりで関係が破綻したりバランスが崩れない理由は、お互いがお互いの幸せを等しく願っているから。
「愛されたければ自分から愛しなさい」という教えを自然体でできるからこそ、お互いに運命を感じられるのですね。
相手が運命を感じているか確かめる方法
ここからは、相手が自分と同じように運命を感じているか確かめる方法についてお伝えしていきます。
自分が感じたことを相手に伝える
自分が感じた運命を相手も同じように感じているか確かめる1つ目の方法は、「自分が感じたことを相手に素直に伝える」というやり方。
今回ご紹介した感覚の中で自分が感じられたものを、相手にそれとなく伝えてみてください。
例えば、彼に「初めて会った気がしなかった」と伝えてみて、
そういえば俺もそんな気がしてたかも?
と気づいてもらえたら、運命の歯車はその瞬間から動き始めます。
特に論理的な男性は、女性と比べると占いやスピリチュアルに関心がなく運命的なサインに気づかない人もいます。
そんな彼にあなたの感覚を伝えることで、相手の意識に運命の種が植え付けられます。
もし本当の運命の人なら、その種はやがて芽吹き、特別な関係を生涯育むことができるでしょう。
運命の人の特徴に当てはめる
相手が運命を感じてくれているか確かめるには、「運命の人の特徴に相手の言動を当てはめる」ことで分かる場合もあります。
例えば、運命の女性に出会った男性は、言葉や行動がその前後で次のように大きく変化します。
相手の男性が運命を感じたなら、そのサインは彼の言動にしっかり現れます。
彼に特別な変化があれば、運命を感じてくれているかどうかを間接的に知ることができます。
まとめ
運命の人は、片方だけでなくお互いに相手が特別な存在になるからこそ、どんなことがあっても縁が切れることはありません。
あなたが感じたその感覚が運命のサインかどうか、自分なりの方法で確かめて絆を穏やかに深めていきましょう。