やるべきことがあるのにモチベーションが上がらなかったり寝てばかりで罪悪感を感じる現象は、あなた自身のスピリチュアルな成長や変化のサインかもしれません。
心身だけなくスピリチュアルの視点で原因を探ってみると、やる気を復活させたり意識を覚醒させるきっかけが見つかるでしょう。
この記事では、やる気が起きず寝てばかりいる時のスピリチュアルサインについて詳しくお話ししていきます。
魂に疲労や邪気が溜まっている
やる気が起きず寝てばかりいる状態は、スピリチュアルの視点で見ると、魂に疲労や邪気が蓄積しているサインと捉えることができます。
仕事を頑張りすぎて体に疲労物質が溜まったり、添加物の多い食品ばかりを食べて体内に老廃物が増えると、日常的にだるさを感じたり風邪をひきやすくなったりしますよね。
このような体に現れる症状と同じように、魂にも疲労や目に見えない邪気が溜まると、気力が下がってやる気を出せなくなったり、寝てばかりの生活を送るようになってしまうのです。
このように、やりたくないことを無理強いされたり苦手な人と関わり続ければ、魂は輝きを失う一方です。
そうして溜まった疲れを回復するために、やる気をあえて出さずしっかりと休むように魂が促しているのです。
寝てばかりの自分を否定しないで疲労をしっかりデトックスする
魂に溜まったネガティブな疲労や邪気は、プチ断食をして腸内環境を整えるように「デトックス」をしましょう。
魂を疲労や邪気を取り除いてニュートラルな状態にできれば、やる気を生み出す余裕が生まれて、無気力な状態を自然に解消することができます。
魂をデトックスする方法はいくつかありますが、
頑張れない自分が嫌い…
と感じている方にこそ実践してほしい対処法が、寝てばかりの自分を否定しないで「本気で休む」ということ。
やる気が起きず寝てばかりいるということは、本心では「寝たい」と思っているのに、その自分を頭で否定してしまっているということ。
頭ではやる気を出したいと思っているのに、潜在意識では、
ちゃんと寝たい!休みたい!
と感じていて、意識が矛盾しているためいくら寝ても気力が回復せず疲れも取れないのです。
この意識のズレを解消する方法が、寝たい自分を否定せずに全力で休むことなのですね。
休むことに意識を集中して、自分に最高のおもてなしをしてあげてください。
そうして魂レベルの疲労や邪気をデトックスできれば、やる気を自然と生み出すことができるようになりますよ。
波動の低下や自分軸の乱れを教えてくれている
やる気が起きず寝てばかりいる時の2つ目のスピリチュアルサインは、波動や自分軸の一時的な乱れです。
自分の好きなことなら寝る間を惜しんででもできますが、やりたくないことや自分らしくないことを行うためには、相当のエネルギーを使う必要がありますよね。
やる気が起きず寝てばかりいる状態が続く時は、
それはやりたくない!自分らしく生きていない!
と魂がSOSを発しているのかもしれません。
もし「他人に人生をコントロールされている」と感じているなら、その状態から少しずつでも脱していくことが重要です。
心からやりたいことに意識を向けてみよう
やる気が出ないことも寝てばかりの日々が続くことも、やりたくないことへの魂の防衛反応であり、決してあなたの意志が弱いからではありません。
魂を「守り」からやる気に満ちた「攻め」の状態に変えるには、やりたいことに意識を向けるということを心がけてみましょう。
やりたくないこともやらなきゃ…
という後ろ向きな思考を、
やりたいことを我慢する必要はない!
という前向きな思考に切り替えるために、今すぐ実現可能な小さな幸せをメモに書き出してください。
やりたいことを書き出す際のコツは、自分一人でできるものをリスト化すること。
このやりたいことリストを1つ消化するごとに、寝てばかりの状態から身も心も1歩ずつ脱却することができます。
その積み重ねが、根本的なやる気の回復を促し、自分軸を取り戻すことに繋がりますよ。
波動が上がり次のステージに進もうとしている
やる気が起きず寝てばかりいるスピリチュアルな原因は、波動が上がる前兆という場合もあります。
波動が上がる前後の一時的な体調不良は、「好転反応」と呼ばれています。
久しぶりに筋トレをすると筋肉痛になりますが、この痛みは筋肉が前より成長している証であり、悪いものではありませんよね。
この筋肉痛のように、魂のステージも一段階進む過程で一時的に多くのエネルギーを使うため、
やる気をあえて出さず今はしっかり寝ておこう!
と魂があえて仕向けている場合もあるのです。
波動を上げるためにアクティブレストをとろう
自分の人生や現状に不満がなくても無気力な日々が続く時は、波動が上がり魂のステージが進もうとしているサインかもしれません。
このタイミングでは、何もしないでただ寝るだけよりもアクティブレスト(積極的休養)をとることを心がけましょう。
この反対に、体を動かさないで疲労を回復する方法をパッシブレスト(消極的休養)といいます。
波動は「波が動く」と書く通り、体を動かしたり感動することでより活性化します。
あなたの魂のステージを次の段階に進めるきっかけは、今の寝てばかりの状態から離れて「動き出すこと」かもしれません。
今のあなたの魂は、噴火寸前の火山のように強力なエネルギーを溜め込んでいます。
自分なりにできる方法で波動を活性化させて、魂のステージを次の段階に押し上げましょう。
人生の分岐点に差し掛かっている
やる気が起きず寝てばかりいる人に対する4つ目のスピリチュアルな意味は、人生の分岐点に差し掛かっているサインです。
自分軸を取り戻したり魂のステージが進むことで、あなたの人生はこれまでと大きく変わります。
そんな人生の分岐点にいることへの無意識の不安や恐れから、
変わるのが怖い…今のままがいい…
といった変化を避けようとする心理作用(現状維持バイアス)を働かせ、やる気を出さず寝てばかりいるようす向けているのかもしれません。
現実化したい願いをはっきり思い描こう
もし「今のままでいい」という後ろ向きな気持ちに心当たりがある人は、まずは、現実化したい願いをはっきりと思い描くことから始めてみましょう。
例えば、ダイエットを頑張ってきてそこそこ成果が出始めたことでマンネリを感じてしまっている人は、
この1か月であと1kg痩せよう!
とりあえず今日だけジムに行ってみよう!
といったように実現できたら嬉しいことや達成感を感じられそうな出来事を、もう一度具体的にイメージすること。
今すぐ行動しようと焦る必要はなく、
どういう自分になれたら嬉しいか?
ということだけをシンプルに考えましょう。
その想像がやる気を出すきっかけとなり、アイデアや行動力が生まれて分岐点を正しい方向に進むことができるようになります。
高次元からのメッセージを受け取ろうとしている
やる気が出ず寝てばかりいる時は、高次元からのスピリチュアルメッセージを受け取ろうとしているサインでもあります。
高次元からのメッセージを受け取るには、よそ事を考えず意識を今この瞬間に集中することが欠かせません。
やる気が出ず寝てばかりいるスピリチュアルな理由は、実は悪い兆候ではなく、マインドフルネスな状態になろうとするポジティブな出来事という見方もできるのです。
あなたの魂は、高次元からのメッセージを受け取るために、潜在意識が優位になる「寝る」という状態に移行しようとしているのかもしれません。
瞑想でマインドフルネスな状態を保とう
高次元からのメッセージを受け取るには、意識を今この瞬間に向けてマインドフルネスになること。
高次元の存在は、未来の自分でも過去の自分でもなく、今この瞬間のあなたに必要なメッセージを送ってくれています。
そんな今のあなた自身に送られるメッセージをきちんと受け取るために実践したい方法が、瞑想です。
瞑想によって意識を今この瞬間だけで満たせれば、魂のステージが向上するきっかけを掴むことができるでしょう。
まとめ
やる気が出ないことも寝てばかりいることも、今のあなたに必要だから起こっています。
まずは、無気力な状態に無理やり逆らったり罪悪感を抱かずに、今の自分を優しく受け入れてあげてください。
そして、今回ご紹介したサインの中からやる気が出ない原因を見つけて、対処法を1つでも実践してみてくださいね。